9月25日のフェスティバルで高校3年生は引退。
これまで多くの人に支えられ、その期待に応えようと必死に
ボールを追いかけた高校サッカーが終わった。
振り返ってみると彼らは一つ上の先輩がいない中、部員16
人という少ない人数での1年を戦い、今年は21人で
スタートをきった。
2年間同じチームとして戦うことで良い面も多かったが、
2年間ってこともありマンネリが続いた部分もあった。
特に監督2年目の自分にとってはかなりのプレッシャーを
感じていた。
一つは高校3年生にとっては最後の1年・・・
高校サッカー最後の年であること。
自分が監督である以上彼らに残してあげれること・・・それは、
選手権という舞台で勝ち続ける事!!!
それが、3年間苦しいときも、辛いときも、みんなで険しい道のりを
歩き勝ち進もうとする彼らへのプレゼントでもあった。
でも、結果は敗退。。。
8年連続1次予選敗退。。。
彼らになんて言葉をかければいいのだろうか?
申し訳ない。すまない。の言葉以外かけれなかった。
そしてむかえた9月25日のフェスティバル!!
相手は神戸朝鮮!
前半1-4 絶対絶望。。。
後半5-0
結果勝利!!!
びっくりするとしか言いようがない。
死に物狂いでがんばった3年間の思いがグランドで
大爆発した。これがまさしく闘志爆発!!!
10年前の広島朝高魂がよみがえった試合であった。
得点者の一人は、3年間公式戦一度も出られなかった
学生。後半から出場した学生の一人は、大怪我
で長期離脱から見事復帰した学生。
もう一人は、怪我も多かったが練習試合の副審を
3年生ながら一日4試合5試合しても嫌な顔一つせず
チームの為がんばってきた学生。
そんな彼らが最後の思いをグランドで表現しようと必死に
ボールを追いかけ食らいつく姿は本当に素晴らしかった。
高校3年生12人は、自分のため、チームのため、そして
何より3年間お世話になったすべての方へ感謝の気持ち、
恩返しの思いでグランドに立ったんだと思う。
その結果が勝利という形になったのではないでしょうか。
自分自身この3年間サッカーを通して彼らに何を教え、
感じさせてあげたのだろうか?
彼らは本当によくがんばった。
この3年間まともにほめる事もなく、高校サッカーを
終わろうとしていたが、今日だけは・・・
ありがとう。そしてお疲れさんと心の底から誉めてあげたい。
今日から新チームスタート!!!
3年生が築いた土台をしっかり1、2年生が次へとつなげて
くれるであろう。
この間、朝高サッカー部にご協力して下さった方々!!!
本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願い致します。
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