8/5~8
第33回 在日朝鮮初級学校 中央蹴球大会
予選 対 西播B 11-0
対 南大阪和歌山 4-0
決勝リーグ 対 横 浜 4-0
対 大阪第4 1-1 △
対 東岐愛豊 3-0
準決勝 対 西播A 5-1
決勝戦 対 東京第9 1-1 △
*PK戦 負け
コマチュック 準優勝!! 優秀選手 パク・セジ チョ・テソン
5勝2引き分け(*PK負け一つ) 29得点 3失点
2011年8月30日火曜日
愛媛遠征
ブログ更新遅れました。
8月15日~19日にかけて愛媛で開催されたチャレンジリーグに
参加しました。
昨日学生に<愛媛遠征参加に当たっての作文を明日まで
日本語で書いてきなさい>と、これ以外は何も言いませんでした。
どんな作文を書くのかなと楽しみで、自分自身ひそかにブログのネタに
使おうと思っていました。
*もちろん学生にはブログに掲載するとか一言も言っていません。
先程、李貴恵先生(広島朝高 日本語先生)に最終選考をしてもらい
勝ち抜いた3名の作文を紹介しようと思います。
*誤字は少しだけなおしてもらい、後は学生が書いたそのままを
掲載します。
少し長い文ですが最後まで読んでください。
愛媛チャレンジカップに参加してみて思った事は、参加高は鳴門高校以外全部高1のチームでも、あんな強豪校を呼んで韓国からわざわざ呼んでくれた事に驚きと感謝の気持ちでいっぱいでした。
会場もすべて人工芝と天然芝でこんな良い環境でサッカーができることがどれだけ幸せで自分たちが恵まれているかを感じたし、これも全部OBのソンベ達がこんなに自分たちに期待して自分たちのためにやってくれたかを身にしみて感じました。
この5日間で本当に色々な人達が自分たちのためにいろんな事をやって動いてくれたという事に対して本当に感謝しているし、この遠征で感謝の気持ちがどれだけ大切で監督がいつも言っていた感謝の気持ちを持つという事が本当に大切だと改めて思いました。
広島朝高サッカー部に入って本当によかったと思います。
これだけの事をしてもらって恩返しがしたいです。
自分たちはサッカーで恩返しをする事しか出来ないのでまずは選手権1次トーナメント突破を目標にしてがんばります。
そして自分はこの三年間でいろんな人に恩返し出来たらと思っています。
この5日間で自分にプラスになった事はいっぱいあったし成長出来たと思います。
そして選手権で優勝するため練習をチームメイトと一緒にがんばり多くの人たちに恩返し出来たらと思っています。
そしてこの遠征に行けた事は親のおかげだから両親にも感謝したいです。
広島出身 高1 リュヒョンギ
僕は今回四国遠征に参加した。
愛媛で行われるグラシアスカップとチャレンジリーグに参加する為であった。
今回の大会はサッカー部後援会の先輩たちが中心となって開催するようになった大会であった。
そのため大会の準備から片付けまで大会全般の責任をとるのも当たり前の事であった。
実際にいつも他の大会に参加する時のようにアップをして試合が終わるとダウンをして終わりというものではなく、今回の大会は準備から始まってそして試合をして片付けで終わった大会であった。
その他にも今回の大会には全国の朝鮮学校と日本学校のサッカー部だけでなく韓国からも選抜チームが参加する大会でサッカーを通して朝鮮と韓国、日本の友好を深める大会であった。
僕は特に同じ民族である朝鮮と韓国の仲を深めるためにも僕たち、朝高生が韓国の学生たちと積極的に交流していく事が重要だと思った。
そんな大会に僕は<優勝>という目標を立てて、そして常に感謝の気持ちを持ってその気持ちを一つ一つ自分の試合中のプレーや大会中の行動で示して行こうという思いをもって参加した。
大会を通して僕は僕たちが試合で勝ったり、良いプレーをしたりするとその成果が僕達だけの物になるのではなく、サッカー部後援会の先輩達も喜んでくれるものになり、試合を見ている後輩たちのもの、すなわち朝高サッカー部の未来につながってくるという事を改めて思うことが出来た。
それを改めて思う事が出来た事によって自分が朝高サッカー部の一員としてサッカーをすることがとても素晴らしく感じる事が出来たと同時にその責任感というものがより一層強くなった。
その分、今回の大会で良い結果を残す事が出来なかったのは残念でもあるし、感謝の気持ちに充分こたえられなかったのは事実である。
僕は必ず感謝の気持ちにこたえなければいけないと思っている。
それは人間として当たり前の事であり、特にサッカー部後援会の先輩達は日頃から僕達のことを考えてくれて合宿や遠征がある度に幇助してくれるしそれだけではなく後援会会長は僕達の肉体強化のためにプロテインを送ってくれるし、中には米を送ってくれるOBの先輩もいるし、他にもまだ僕の目に見えない所での愛情が沢山あるはずで、これは僕にとって本当に幸せな事である。
自分のために必死になって何かをしてくれる人がいる事は本当に凄い事だと思う。
だから僕は今回感謝の気持ちにこたえられなかったので、次は必ず感謝の気持ちにこたえるという特別な思いがある。
次と言っても、それは自分にとって高校サッカー三年間の中で最後の大会になる選手権である。
その選手権で全国大会に出場して感謝の気持ちにこたえたいと思っている。
その全国大会に出場するためにまず必ず1次予選を突破する。
その為に選手権まで残った期間チームと自分と両方が最高の状態で選手権を迎えられるように最善を尽くしていこうと思う。
必ず感謝の気持ちにこたえられるようにする。
そして、自分が朝高サッカー部に所属している期間だけではなく、サッカー部引退後も常に感謝の気持ちをもって一生を通してその気持ちにこたえて行こうと思う。
最後に自分も将来サッカー部後援会の先輩達のようにウリハッキョ、そしてウリハッセン達の為に何かを必死に出来る強くてかっこいい男になりたいとおもっている。
岡山出身 高3 ムンサンヒョン
私は2011年8月15日から19日にかけて四国で開催されるサッカー大会に広島朝鮮高校サッカー部の一員として参加した。大会が行われた5日間は大変苦しかった。
一日何試合をこなすからだ。それが5日間続いた。
しかし、この5日間で得たものは少なくなっかた。
私たちが試合をするというだけで試合場まで足を運んでくれて私たちの試合を観戦して下さった同胞たちや後援会の先輩の姿から、力と勇気をもらった事は言うまでもない。
それが今になっては試合となったら観戦している人達のために良いプレーをしてがんばろうという原動力となっていると感じる。
総監督‐李雄輝先生から私はすごく感銘を受けた。
私たちや日本の高校サッカーをやっている子供たちの為をおもって大会を開いてくれ、大会期間中は毎日忙しく仕事をやっていらしたのだと思う。
私たちの試合にかけつけては、必ずサッカーの話を詳しく説明して下さり、動いてまで教えて下さる姿からは熱心さがすごく伝わり教えてもらった事を実践に移して成功させたいという気持ちになった。
私たちが宿泊した所がコチョンガン副会長のハルモニの家であった。
後々考えてみると私は凄いところに泊ったなという気がしてならない。
副会長は朝高生ががんばっているから宿泊場所をかして下さり、良くしてくれたと思う。
試合場へ行くときは必ずオムキソン先生がバスの運転をして下さった。
Aチームの試合とBチームの試合が違う場所で行われるという時もあった。
でも、Aチームの試合も見守りながらBチームの試合も見守っていたオムキソン先生の姿から、私は沢山のやる気をもらっているのだなと今になって思い始めた。
どこに行くときでも必ずバスの運転をしてくださったオムキソン先生。
温泉へ行くときでも、バスの運転をし、コンビニへ行くときにもやってくださった。
日々同じ事を繰り返しやっているから気づかない部分が多かった自分を今一度見つめ直すきっかけとなり前向きな気持ちになった。
見える所、見えない所でも関わりのあるすべての関係者は未来の私たち、未来の子供たちを思い、動いているんだ。私たちは今を精一杯がんばって生きるしか術がない。
今、自分の目の前に立ちはだかる大きなものは選手権1次予選の試合である。その試合を6日後にひかえる私たちに今何ができるのか?
それは試合への万全な準備、チームメイトとの深い関わりだと思う。
チームメイトと力を合わせて深い関係を持ったら試合に勝てるとは思わない。
でも、深く深く考えず、とけこむ事により、何かしらの答えがみつかる。
見つかったら次にその答えを行動に起こせるから深いかかわりを持たなければならないと私は思う。
四国遠征で学んだ事。
人が人のために動いているという事。
自分だけを考えてやっていたらそれは人のためではないという事を四国遠征を通じてよく知った。
こう振り返ると、一つ共通している点を見つけることができた。
それは私は人から力をもらい、人と力を合わせ、人と共に何かをしているという当たり前の事だ。
そういう当たり前の事を今、私は重要と思い行動に移しているだろうか?振り返ってみると、リウンフィ先生もコウチョンガン先生もオムキソン先生もひたむきに必死になり動いているという事が分かった。
それに比べて今の私はどうなのか? と考えるとまだまだ足りない。
四国遠征の事を思い出しながら選手権に向けて頑張っていく。
高3 主将 パクリュングァン
<韓国高校選抜と交流した時の写真です。>
長い文読んでくれてありがとうございました。
四国遠征で李雄輝総監督より海苔をいただき、
今日後援会会長からプロテインが届きました。
朝高サッカー部強化のためコマッスンミダ!!
PS: 長文のタイピングで手がつりそうです。(笑)
8月15日~19日にかけて愛媛で開催されたチャレンジリーグに
参加しました。
昨日学生に<愛媛遠征参加に当たっての作文を明日まで
日本語で書いてきなさい>と、これ以外は何も言いませんでした。
どんな作文を書くのかなと楽しみで、自分自身ひそかにブログのネタに
使おうと思っていました。
*もちろん学生にはブログに掲載するとか一言も言っていません。
先程、李貴恵先生(広島朝高 日本語先生)に最終選考をしてもらい
勝ち抜いた3名の作文を紹介しようと思います。
*誤字は少しだけなおしてもらい、後は学生が書いたそのままを
掲載します。
少し長い文ですが最後まで読んでください。
愛媛チャレンジカップに参加してみて思った事は、参加高は鳴門高校以外全部高1のチームでも、あんな強豪校を呼んで韓国からわざわざ呼んでくれた事に驚きと感謝の気持ちでいっぱいでした。
会場もすべて人工芝と天然芝でこんな良い環境でサッカーができることがどれだけ幸せで自分たちが恵まれているかを感じたし、これも全部OBのソンベ達がこんなに自分たちに期待して自分たちのためにやってくれたかを身にしみて感じました。
この5日間で本当に色々な人達が自分たちのためにいろんな事をやって動いてくれたという事に対して本当に感謝しているし、この遠征で感謝の気持ちがどれだけ大切で監督がいつも言っていた感謝の気持ちを持つという事が本当に大切だと改めて思いました。
広島朝高サッカー部に入って本当によかったと思います。
これだけの事をしてもらって恩返しがしたいです。
自分たちはサッカーで恩返しをする事しか出来ないのでまずは選手権1次トーナメント突破を目標にしてがんばります。
そして自分はこの三年間でいろんな人に恩返し出来たらと思っています。
この5日間で自分にプラスになった事はいっぱいあったし成長出来たと思います。
そして選手権で優勝するため練習をチームメイトと一緒にがんばり多くの人たちに恩返し出来たらと思っています。
そしてこの遠征に行けた事は親のおかげだから両親にも感謝したいです。
広島出身 高1 リュヒョンギ
僕は今回四国遠征に参加した。
愛媛で行われるグラシアスカップとチャレンジリーグに参加する為であった。
今回の大会はサッカー部後援会の先輩たちが中心となって開催するようになった大会であった。
そのため大会の準備から片付けまで大会全般の責任をとるのも当たり前の事であった。
実際にいつも他の大会に参加する時のようにアップをして試合が終わるとダウンをして終わりというものではなく、今回の大会は準備から始まってそして試合をして片付けで終わった大会であった。
その他にも今回の大会には全国の朝鮮学校と日本学校のサッカー部だけでなく韓国からも選抜チームが参加する大会でサッカーを通して朝鮮と韓国、日本の友好を深める大会であった。
僕は特に同じ民族である朝鮮と韓国の仲を深めるためにも僕たち、朝高生が韓国の学生たちと積極的に交流していく事が重要だと思った。
そんな大会に僕は<優勝>という目標を立てて、そして常に感謝の気持ちを持ってその気持ちを一つ一つ自分の試合中のプレーや大会中の行動で示して行こうという思いをもって参加した。
大会を通して僕は僕たちが試合で勝ったり、良いプレーをしたりするとその成果が僕達だけの物になるのではなく、サッカー部後援会の先輩達も喜んでくれるものになり、試合を見ている後輩たちのもの、すなわち朝高サッカー部の未来につながってくるという事を改めて思うことが出来た。
それを改めて思う事が出来た事によって自分が朝高サッカー部の一員としてサッカーをすることがとても素晴らしく感じる事が出来たと同時にその責任感というものがより一層強くなった。
その分、今回の大会で良い結果を残す事が出来なかったのは残念でもあるし、感謝の気持ちに充分こたえられなかったのは事実である。
僕は必ず感謝の気持ちにこたえなければいけないと思っている。
それは人間として当たり前の事であり、特にサッカー部後援会の先輩達は日頃から僕達のことを考えてくれて合宿や遠征がある度に幇助してくれるしそれだけではなく後援会会長は僕達の肉体強化のためにプロテインを送ってくれるし、中には米を送ってくれるOBの先輩もいるし、他にもまだ僕の目に見えない所での愛情が沢山あるはずで、これは僕にとって本当に幸せな事である。
自分のために必死になって何かをしてくれる人がいる事は本当に凄い事だと思う。
だから僕は今回感謝の気持ちにこたえられなかったので、次は必ず感謝の気持ちにこたえるという特別な思いがある。
次と言っても、それは自分にとって高校サッカー三年間の中で最後の大会になる選手権である。
その選手権で全国大会に出場して感謝の気持ちにこたえたいと思っている。
その全国大会に出場するためにまず必ず1次予選を突破する。
その為に選手権まで残った期間チームと自分と両方が最高の状態で選手権を迎えられるように最善を尽くしていこうと思う。
必ず感謝の気持ちにこたえられるようにする。
そして、自分が朝高サッカー部に所属している期間だけではなく、サッカー部引退後も常に感謝の気持ちをもって一生を通してその気持ちにこたえて行こうと思う。
最後に自分も将来サッカー部後援会の先輩達のようにウリハッキョ、そしてウリハッセン達の為に何かを必死に出来る強くてかっこいい男になりたいとおもっている。
岡山出身 高3 ムンサンヒョン
私は2011年8月15日から19日にかけて四国で開催されるサッカー大会に広島朝鮮高校サッカー部の一員として参加した。大会が行われた5日間は大変苦しかった。
一日何試合をこなすからだ。それが5日間続いた。
しかし、この5日間で得たものは少なくなっかた。
私たちが試合をするというだけで試合場まで足を運んでくれて私たちの試合を観戦して下さった同胞たちや後援会の先輩の姿から、力と勇気をもらった事は言うまでもない。
それが今になっては試合となったら観戦している人達のために良いプレーをしてがんばろうという原動力となっていると感じる。
総監督‐李雄輝先生から私はすごく感銘を受けた。
私たちや日本の高校サッカーをやっている子供たちの為をおもって大会を開いてくれ、大会期間中は毎日忙しく仕事をやっていらしたのだと思う。
私たちの試合にかけつけては、必ずサッカーの話を詳しく説明して下さり、動いてまで教えて下さる姿からは熱心さがすごく伝わり教えてもらった事を実践に移して成功させたいという気持ちになった。
私たちが宿泊した所がコチョンガン副会長のハルモニの家であった。
後々考えてみると私は凄いところに泊ったなという気がしてならない。
副会長は朝高生ががんばっているから宿泊場所をかして下さり、良くしてくれたと思う。
試合場へ行くときは必ずオムキソン先生がバスの運転をして下さった。
Aチームの試合とBチームの試合が違う場所で行われるという時もあった。
でも、Aチームの試合も見守りながらBチームの試合も見守っていたオムキソン先生の姿から、私は沢山のやる気をもらっているのだなと今になって思い始めた。
どこに行くときでも必ずバスの運転をしてくださったオムキソン先生。
温泉へ行くときでも、バスの運転をし、コンビニへ行くときにもやってくださった。
日々同じ事を繰り返しやっているから気づかない部分が多かった自分を今一度見つめ直すきっかけとなり前向きな気持ちになった。
見える所、見えない所でも関わりのあるすべての関係者は未来の私たち、未来の子供たちを思い、動いているんだ。私たちは今を精一杯がんばって生きるしか術がない。
今、自分の目の前に立ちはだかる大きなものは選手権1次予選の試合である。その試合を6日後にひかえる私たちに今何ができるのか?
それは試合への万全な準備、チームメイトとの深い関わりだと思う。
チームメイトと力を合わせて深い関係を持ったら試合に勝てるとは思わない。
でも、深く深く考えず、とけこむ事により、何かしらの答えがみつかる。
見つかったら次にその答えを行動に起こせるから深いかかわりを持たなければならないと私は思う。
四国遠征で学んだ事。
人が人のために動いているという事。
自分だけを考えてやっていたらそれは人のためではないという事を四国遠征を通じてよく知った。
こう振り返ると、一つ共通している点を見つけることができた。
それは私は人から力をもらい、人と力を合わせ、人と共に何かをしているという当たり前の事だ。
そういう当たり前の事を今、私は重要と思い行動に移しているだろうか?振り返ってみると、リウンフィ先生もコウチョンガン先生もオムキソン先生もひたむきに必死になり動いているという事が分かった。
それに比べて今の私はどうなのか? と考えるとまだまだ足りない。
四国遠征の事を思い出しながら選手権に向けて頑張っていく。
高3 主将 パクリュングァン
<韓国高校選抜と交流した時の写真です。>
長い文読んでくれてありがとうございました。
四国遠征で李雄輝総監督より海苔をいただき、
今日後援会会長からプロテインが届きました。
朝高サッカー部強化のためコマッスンミダ!!
PS: 長文のタイピングで手がつりそうです。(笑)