6/22,23 牛田カップ
1勝4敗 6位 *優秀選手 リョ・ハッチェ
対 伴 東 0-2
対 府中南 0-3
対 玖 波 0-2
対 大 河 1-0
対 玖 波 1-3
今年も呼んでいただいた牛田杯。本当にありがたいです。
大会会場に到着してまず選手達に言ったことは、「素晴らしい大会に参加出来ることに感謝しよう。グラウンド整備等をしてくれた全てのスタッフ達に対して感謝する気持ちを持とう。」です。
試合後、審判に対して不満を言う選手には「審判をリスペクトする大切さ」を教えました。
結果は1勝しかできませんでしたが収穫の多い大会でした。
久々の11人制の大会に挑むにあたって、自分たちの技術がどのくらい通じるかを試す良い場となりました。
まず、小学生用ピッチに22人がひしめき合うので、スペースと考える時間が8人制と比べるとまったくありません。
常に周りを見て状況判断を行ってないと、すぐにボールを奪われます。
初日目は相手の激しいプレスに押され、ただやみくもにボールを前に蹴り出すシーンが目立ちました。
もう一つは、攻撃時に両サイドハーフが中に絞りすぎて、ただでさえ狭いのにもっと狭い中でのプレーとなりました。
そして、ディフェンス面では、集中を切らし予測のないポジショニングで一瞬のスキをつかれたり、クリアが小さく、蹴っては跳ね返されの連続でずるずると失点を重ねてしまいました。
二日目は、昨日の反省点を改善するため、アップの時間をボール回しにたくさんつぎ込みました。
その結果、第1試合はそれでも細かくパスを回せるようになり、ルンテ君(5年)からのスルーパスに鋭く反応したチュノ君(4年)がGKとの1対1を冷静に決め、今大会初勝利をおさめることができました。
今大会の成果は、選手個々の成長を発見できたことです。
キャプテン
リョ・ハッチェ君(6年)は素早いドリブルで相手陣内に鋭く切り込み、何度もキラーパスを供給しました。牛田杯優秀選手。(少し持ちすぎる面もありますが‥)
副キャプテン
チェ・スヨン君(6年)は中盤のボランチとしてボールをサイドに散らしたり、キック力の向上が見られました。(もっとディフェンスで激しさが必要。)
副キャプテン
ハ・ヨンデ君(6年)は小柄ながらハードタックルで相手の危険な選手を何度も潰してくれました。(もっとキック力を鍛えましょう。)
センターバックの
キム・フィミョン君(6年)は試合を重ねるごとに予測するようになり、もっと経験を積めば、恵まれた体格をいかした良いCBに成長してくれるでしょう。(30分間集中を切らさないようにしましょう。)
もう一人のセンターバック、
キム・カンテ君(5年)は鋭い読みと激しいプレスで何度も危険な芽を摘んでくれました。(もっとキック力を鍛えましょう。)
右サイドバックの
パク・チソン君(5年)は的確なポジショニングで相手にプレッシャーを与えました。ボールキープにもだいぶ落ち着きが出てきました。(もっとプレーに激しさが必要。)
今大会一番の驚きは、左サイドバックの
キム・クァニン君(4年)でした。激しいプレスと予測で、相手の10番とのマッチアップを完全に制しました。そして6年生並のキック力とフィジカルで4年生ながらレギュラーの地位を確保しました。今後の成長に期待大!(もっと練習に参加できるようがんばりましょう。)
GK
ユン・セヒョン君(5年)は後ろからのコーチングが増えました。そして前に飛び出すタイミングも良くなりました。(もっともっと最終ラインと連携してうるさいくらい声を出していきましょう。)
ワントップの
リャン・チュノ君(4年)は4年生ながらチームの得点源として奮闘しました。
初日目は決定機を外してしまいましたが、二日目は気持ちを切り替えて、きっちり2戦2ゴールの大活躍をしてくれました。(ゴール前でもっと冷静になれるよう良い準備をしましょう。)
右サイドハーフの
ク・ウォンギ君(5年)はボランチもこなせるマルチなプレイヤーとしてチームに貢献しました。(足の速さをもっと活かして2対1の局面で必ず勝てるスキルと判断を磨きましょう。)
左サイドハーフの
キム・ルンテ君(5年)は左足で決定的なラストパスを供給できるまでに成長しました。(もっとワイドに広がり、自分で仕掛けていく積極性を持ちましょう。)
他のサブの選手達も短い出場時間でしたが、一生懸命プレーしました。
本当はもっと長く出場させたかったです。
コマチュックまで残り1ヶ月半。
残りの期間、もっともっとチームの連携を高めて、勝てるチームに鍛え上げていきたいと思います。